これまでの山猫式アウトリーチ

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Photo by Scale Laboratory/ST spot ※無断転載禁止

山猫団では、公演活動の他に、主に子どもを対象とした普及活動を行っています。

ヨーゼフ・ボイスが提唱した「社会彫刻」の概念に共感し、舞台作品を上演する事だけでなく、活動を通して出会った人たちとの関わり方、参加者の心の変化などの全てを山猫団の活動と捉えています。

小・中・高・特別支援学校・児童養護施設などでダンス・音楽・美術のワークショップ(アウトリーチ)に加え、2016年春より川崎市麻生区にて市民向け定期ワークショップを開催しています。

山猫式文化教室はこちら

●公共ホール現代ダンス活性化事業(通称:ダン活)
長与(長井)江里奈
平成30年度~令和6年度  登録アーティストに選出されました。
一般財団法人 地域創造

・事業実施ホール
兵庫県 神戸市  神戸アートビレッジセンター
福岡県 宗像市  宗像ユリックス
石川県 野々市市 カメリア
愛知県 小牧市  小牧市市民会館
岐阜県 岐阜市  岐阜市民会館
山形県 鶴岡市  荘銀タクト鶴岡
鹿児島県 与論町 砂美地来館

 
●山猫式アウトリーチ実績
2021年 2020年 2019年 2018年 2017年 2016年 2015年

2021年

横浜市芸術文化教育プラットフォーム
10月〜12月 神奈川県 横浜市

横浜市内の小学校の特別支援学級の児童1年生~6年生24名を対象に6日間のワークショップを実施。
(長井江里奈・北園優・ニシハラ☆ノリオ・鈴木綾香・山下彩子)

来年度に統合される二つの小学校の児童の交流を目的に、1つの小学校に向けて3日間、2校合同で3日間のワークショップを実施。
2年連続での実施となり学校側の理解も深かったため、ダンス・音楽・美術の要素をミックスしつつ、毎回違ったオブジェクトを使った実験的なワークに挑戦。ゴールを設定せず、子どもたちが自発的に楽しみ方を発見するように誘導。物を介したさりげないペアワークが両校の児童の距離感を縮めることにもつながった。

N小学校
1日目:ダンス・音楽 ひたすらピアノの合わせて踊る
2日目:美術 体育館を街に見立てて、地面いっぱいに地図を作る
3日目:美術 廃校になるN小からゴミを集めてもらい、巨大な顔を制作

合同
1日目:紙の日 紙を使ってできる動き・遊び・音楽
2日目:ペットボトルの日 大量のペットボトルと交わる
3日目:ホースの日 長いホースと絡まる・伝言ゲーム・ホースを短くカットして一人遊びを開発

主催:横浜市芸術文化教育プラットフォーム
コーディネート:STスポット

公共ホール現代ダンス活性化事業
11月 岐阜県 岐阜市

岐阜市内の小学校4年生対象のワークショップを1日、小学校5年生対象のワークショップを1日、高校ダンス部の生徒向けのワークショップを1日実施。
公募で集まった小学生〜中学生11名向けのワークショップも実施。
2時間のワークショップの後、子ども達と一緒に構成を考え保護者向けに発表。

主催:岐阜市文化センター
共催:(一財)地域創造

横浜市芸術文化教育プラットフォーム
10月〜11月 神奈川県 横浜市

横浜市内の小学校6年生3クラスを対象に3日間のダンスと音楽のワークショップを実施。
(長井江里奈・北園優・鈴木綾香)
来年創立50周年を迎えるにあたり、式典で発表するパフォーマンスの演出を提案。
校歌に振付をしたものを事前に映像で渡し、当日はクラスごとにアレンジを考えた。こども達から出たアイデアは、ロボット、盆踊り、時計、ゾンビなど。
音楽の時間では、メロディー、オブリガード、リズム、ベースにチーム分けをし、五線を使わないオリジナルの楽譜を使って合奏を指導。

主催:横浜市芸術文化教育プラットフォーム
コーディネート:芸術家と子どもたち

 

公共ホール現代ダンス活性化支援事業
10月 兵庫県 岐阜市

昨年も訪れた中学校の2年生を対象に1日のワークショップを実施。
入学式に延々リピートされたことで、学年の誰もが覚えてしまったというゆずの「夏色」に振付。
サビの部分だけシンプルな振付を渡し、Aメロ、Bメロはグループごとに創作。
「高くなる」「柱が立ってる」「ぎゅっとしてる」「走りたい」など生徒から出たアイデアをその場ですぐに形にし、体育館のどこで踊るか、どう登場するかということも決めて、最後に全グループで同時に発表。
入学した時からコロナ禍で活動を制限されがちだった生徒達が体育館いっぱいに走り回り、息を切らせて踊る姿は、疾走感のある曲調にマッチして清々しさでいっぱいだった。
(長井江里奈・北園優・鈴木綾香)

主催:神戸アートビレッジセンター
共催:(一財)地域創造

 

パフォーマンス・キッズ・トーキョー
7月〜11月 東京都 調布市

特別支援学級1年生から6年生の児童17人と一緒に学習発表会で発表する演目を創作。
当初はオリジナルの台本を書いてお芝居をする予定が、緊急時短宣言下の分散登校でワークショップが実施できず、発表の形態も定まらない中で演目を変更。
オンラインを活用しつつダンスと音楽のワークショップを重ね、子ども達が気に入ったワークを元に即興ベースのパフォーマンスを発表。結果的にそれぞれの良い部分を出しやすくなり、驚くほどの積極性で舞台に立つ姿は大人達の胸を打った。
(長井江里奈・北園優)

主催 : アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団) / 特定非営利活動法人 芸術家と子どもたち
助成・協力 : 東京都

 

第20回アシテジ世界大会 / 2020国際子どもと舞台芸術・未来フェスティバル
3月 東京都 ギャラクシティ

「はじまりのダンス」
児童青少年演劇の世界大会、アシテジにて公募ワークショップを実施。
(長井江里奈・鈴木綾香)

オリンピック・パラリンピック教育推進事業
2月 東京都 八王子市

小学校3年生2クラス向けに、鑑賞と体験をセットにした体験型ワークショップを実施。
(長井江里奈・北園優・鈴木綾香)
体育館のあちこちに隠れた山猫団を子どもたちが呼ぶところから始まり、ショーイングの中に出てくるゴムくぐりやピアノに合わせたダンスを子どもたちも体験。
年齢や理解度に幅がある中で、言葉による説明をほぼ使わずに見て楽しむ・真似して楽しむバリアフリー型プログラム。
片方のクラスの先生が当日誕生日だったため、ろうそくになった子どもたちを先生が吹き消
す「バースデースペシャル」を最後に追加。もう片方のクラスは鬼に見られないようにダンスパーティーをするという「節分スペシャル」を追加。
感染症対策のため、ドアや窓を開け放った極寒の体育館で汗をかくほどの盛り上がりを見せました。

主催:東京都
コーディネート:特定非営利活動法人 芸術家と子どもたち