市民参加型公演「9月23日」※公演延期※

公演延期のお知らせ

新型コロナウイルスの感染状況の悪化を受け、この公演は延期いたします。延期の日程は未定です。
チケットご購入済みのお客様には個別にご連絡差し上げます。

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感染状況が急激に悪化していく中、どれだけ対策をしても稽古や本番を安全に実施できる保証はないと判断し、公演を延期することにしました。

ここに至るまで出演者全員で話し合いを重ね、体調不良での欠席はもちろん、身近に感染者が出た場合はたとえ濃厚接触者と認定されなくても二週間は稽古を休むというかなり厳しいルールの下で稽古を進めてきました。

そのぐらいしないと感染を防ぐことも安心して稽古をすることもできないだろうという判断でしたが、そのルールを皆が守ることで稽古に参加できない人が出たり、稽古そのものを中止せざるを得ない状況が続き、作品のことより感染対策のことを考える時間の方が日に日に長くなっていきました。

感染をどう防ぐかも重要ですが、ダンス作品を作る上では共演者に対する絶対的な信頼が不可欠だと思っています。
相手の息が掛かるような距離で踊ることもあれば、体に触れることもあります。そこを躊躇するようであれば表現の力強さは失われてしまいます。相手と自分は同じだと思えるぐらいでないと本当の意味で一緒に踊ることはできないと思っています。

今回の出演者の間では話し合いを重ねることでお互いへの信頼が増していて、演出上必要だと言えばそういった濃厚接触も避けずに取り組んでくれたかもしれませんが、提案することはできませんでした。その時点で見せたいものを見せるのは難しいと思いました。

つくづく時代遅れだとは思いますが、やはり生にこだわりたいです。そしてつくづく非効率でコスパが悪くて採算の合わないダンスの劇場公演が好きでたまりません。今それをお見せすることはできませんが、ダンスそのものはどんな状況にあろうと何も変わりません。

幸い、ここまでの稽古の中でダンスや表現の面白さが出演者にも伝わってきています。上演の日程が決まるまで基礎稽古を重ね、自分の表現と体に向き合ってもらおうと思います。
より強い信頼関係を築いて、皆さまの前で踊れる日を出演者一同楽しみにしています。

長井江里奈

どんな体も美しい!
骨格、筋肉、癖、その人の身体はイコールその人の歴史です。ダンスは個人の歴史と分かちがたく結びついていて、切り離すことができません。そして、ダンスとそこにおける美はどんな体からも生まれます。バラバラな体が発する喜びを生演奏に乗せて踊り上げる人間賛美をご堪能ください。

2021年9月23日(木・祝)
開場 14:30 開演 15:00
川崎市アートセンター アルテリオ小劇場
小田急線 新百合ヶ丘駅 徒歩5分

チケット
一般 2,500円 / 学生 1,500円
全席指定

市民参加型ダンス公演「9月23日」への思い―

コロナ禍に市民参加型のダンス公演が成立するというのはかなり稀なことです。先が読みづらい状況下で本番のたった1日の尊さも増しています。ですが、特別な日でありながらも365日のうちの1日であることに変わりはなく、世界中の人たちがそれぞれの状況の中で9月23日を過ごします。最高の1日という人もいれば、最悪の1日という人もいるでしょう。色んな事がある中で、「私達は9月23日に舞台を立つことを選ぶ」という意味で、「9月23日」というタイトルにしました。
9月23日は私達が生まれる前も死んだ後も同じように巡ってきます。それでも今日という日は一度しかない。このかけがえのない一日のために集った出演者それぞれの人生を辿るステージを作ります。ダンスが、それを踊る人、見る人、全ての人の背中を押すことを願って。

演出・長井江里奈(山猫団)

出演:池谷昌美 伊藤明子 Eno Ryu 小川あゆみ 粂田真理 鈴木由桂 高取良典 辻 騎志 橋村 哲 服部鮎美 春木祐輔 舞川るる 村田純子 森 春介 Yasufumi 山下彩子
北園 優 鈴木綾香 長井江里奈(山猫団)

山猫団
長井江里奈(演出・振付) 鈴木綾香(振付・指導) 北園 優(音楽) ニシハラ☆ノリオ(美術) 森 規幸(照明) 太田博久(宣伝美術) 小林智之(写真)

音響:大園康司
舞台監督:下村 唯
制作:池谷昌美 大藤桃子 春木祐輔
稽古場レポート:サノユカシ

【主催】山猫団
【後援】神奈川県/川崎市/川崎市教育委員会/NPO法人 しんゆり・芸術のまち